【連載】完璧に安全な暗号通貨の保管場所とは?(1)

コインチェックからはNEMが流出し、

BitZeny WALLET(有志開発のWEBウォレット)には不正アクセスされ、

そして見えないところでセルフGOXが頻発するそんな暗号通貨界隈で、みなさんいかがお過ごしでしょうか。

筆者はギリギリでいつも生きています。あーあー。

よく話題にあがる保管先問題を前に記事にちょろっと書いたのですが、連載という形でコメント欄で意見などいただきながらもう少し細かく書いてみようと思います。

ではまずコインチェックによって大きく信頼が揺らいでしまったこれから。

取引所

一応言っておくと、取引所はあなたの財布ではありません

ですが、二段階認証やセキュリティ対策を前面に押し出すなど取引所自体が暗号通貨を取引所に保管するのを推進しているようなところがあります。顧客はできるだけ囲い込みたいので当然ですね。某CCみたいに新規上場通貨は「買えるけど出金できない」みたいなものは別。

取引所のいいところ!

  • 二段階認証がある
  • コールドウォレットを持ちおいて保管していたりする
  • すぐに取引ができる
  • 責任を取れと怒鳴りつける相手がいる
  • (持ち主が死んでもGOXしない……?)

こんなところでしょうか。

IDとパスワードなんてどこから漏れるか分からないので二段階認証は必須ですね。資産を置くなら最低限の防衛策です。

コールドウォレットを使ってたりするのもいいところです。個人でコールドウォレットを使うのはハードルが高めですがその辺任せられるのはいいですね。ちなみに全てコールドウォレットじゃないのか!ってとこに文句を付けたくなる人がいるかもしれませんが、そうすると出金が半端なく遅くなるだけでなく通貨によっては逆にリスクになったりそもそも対応してなかったりするのでしゃーないです。詳しくはbitbankの「仮想通貨取引所ビットバンクのコールドウォレット・マルチシグ運用体制について」に詳しいので見てみてください。

最近は価格の下落に伴い「ガチホこそ最強!zaifで積み立て!」(ここ後でリファ貼る用)みたいな方も何事もなかったかのように「トレード最強Bitmex!使いやすいbinance!」(ここも)みたいに変化してますし、ほとんどの暗号通貨は実際に決済で使われていないので多分皆さんトレードしてるんでしょう。知らんけど。というわけで取引をすぐに出来るということもきっとメリットです。最近は出金の二段階認証を回避するために不当なレートのトレードを使って資産を抜き取る手口もあるそうなので注意。

非中央集権を謳う(ものが多い)暗号通貨ですが、人は中央集権から離れては生きられないのよ!という感じの発言が散見されます。「自己責任ということは理解してますが、貴方が責任を取ってくれませんか?」みたいな。コインチェックのハッキング被害のときも色々な言葉が飛び交っているのを見かけましたが、例えどうにもならなくても文句を言いたくなるのが人間の性。取引所はそれを聞いてくれます。(答えてくれるとは限りません)

最後のは個人の勝手な妄想ですが、個人のウォレットは恐らく本人が死ぬとGOXしますが、取引所ならわんちゃんあるのでは?と考えています。詳しい人教えてください。

 

取引所のリスク!

  • IDとパスワードが流出したら不正ログインされる
  • 流出しなくても不正に抜き取られることがある
  • 取引所に何かあると関係ない資産まで拘束されることがある
  • 取引所が潰れる可能性がある
  • 管理体制が不明
  • 狙うと美味しい
  • サーバー落ちで使いたいときに使えない

こんなもんでしょうか。

IDとパスワードが流出したら資金がなくなるのは常識。通帳と印鑑を無くすようなものですから。二段階認証をしておくと守ってくれる場合もあります。フィッシングサイトに引っかかって二段階認証キーまで打ち込んでしまった人は南無南無です。

それに気を付ければ安全かというとそうでもなく、zaifでapiキー(プログラムで売買するときなどに使えるIDみたいなもの)が不正に利用されて暗号通貨が盗まれる事件などもありました。zaifさん都合の悪いことは呟かないので引用できないため日経ビジネスの「「Zaif」が仮想通貨流出の被害者に補償方針通知」とか読んでみてください。

コインチェックで一時取引停止になったことからも分かる通り、「NEMが盗まれても自分の通貨はコールドウォレットだし平気」とならないことがあります。その取引所が一つ危なげな通貨を扱っていると全体に波及するかもしれないのはデメリットですね。日本の取引所は数絞ってますけど海外の取引所だとどうなんですかね。知らんけど。

例えばですがNano (XRB)を盗まれたイタリアのBitGrailは二週間ほどTwitterの最新呟きは変わってませんね。We are working hard to reopen soon, doing everything we can to solve the current situation. Thank you for your understanding.(「再オープンに向けて頑張っています。ご理解のほどよろしくお願いします。」)とのこと。実質閉鎖なのでは?

取引所が潰れる可能性があるというのは上の例もそうですが、そもそも皆さんが割と気軽に使っているGOXもそうですし、有象無象の取引所がこれまでに閉鎖しました。一部取引所は持ち逃げしましたので、海外の振興取引所に多額預けてる人は見なおした方がいいかもしれません。

それに、結局のところ管理体制が利用者側から分からないということもリスクです。CCのNEM流出のときも「まさかこんなザルな管理をしてるとは……」なんて呟きが見られましたが、取引所だし自分でやるよりいい感じに管理してくれてるだろうと思っちゃうんですよね、人間なので。騒動を受けて各社が管理状況を公開しましたが、自分の想像と相違ないかは確かめておいたほうがいいかもしれません。

同じレベルで管理していても旨味が違うので狙われやすいというのもデメリットかも。特に取引所は性質上暗号通貨を動かす必要があるので、完全にガチホしてる開発者などに比べれば狙いやすいでしょう。

加えて、サーバー落ちなどで使いたいときに使えないデメリットがあります。決済で使わないなら関係ないですけど、そんなサーバーの弱いところに置いておくのもそれなりにリスクだと思います。

 

取り敢えず取引所についてはこんな感じでしょうか。メリットデメリット共に意見お待ちしてます。コメント欄に是非。

次回、順番間違えたかもと思いつつオンラインウォレット編に。

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