モナキャラットの抽選って本当にちゃんとやってるの?確かめてみた!

前回の記事で紹介したモナキャラットですが、その配布先は以下のようになんのこっちゃな決まり方をするようです。

かわいいNFTを自動生成!モナキャラット(MONACHARAT)始まる!
モナキャラットのすがたと派遣先は、モナキャラットが生まれたブロックのブロックハッシュをPBKDF2-SHA512で2048回ストレッチした値をもとに決定されます。なんのこっちゃですが、要するに公開された値なので運営がズルをしていないかを検証できるし、算出に時間がかかるためマイナーでも値を厳選することは極めて困難になっています。ここに書き始めると大変なので詳しいことはまたどこかで
抽選が運否天賦による以上、ヒトによっては長期的に極めて不運といってよい結果に終わる可能性があります。しかし上記の方法で抽選の透明性は確保しているので救済措置はありません

「抽選が運否天賦による以上、ヒトによっては長期的に極めて不運といってよい結果に終わる可能性があります。しかし上記の方法で抽選の透明性は確保しているので救済措置はありません」
と書かれていますがほんとに透明性は確保できているのでしょうか???

僕が世界で一番信じていない言葉は「当選は発送をもって代えさせていただきます」です。検証してみましょう。
なお、2番目は歯医者の「痛かったら手を挙げてくださいねー」です。痛いに決まってんじゃんずっとこんなんなるわ\(^o^)/

確かめてみる

モナキャラットの派遣先抽選の詳細という記事に抽選方法が書いてあります。
本当にこの通り配布されているのか確かめてみましょう。

なお、今回はNo.1 ダイズちゃんを対象とします。

記事を上から読んでいきます。

抽選にはモナキャラットの発行トランザクションを含むブロックのブロックハッシュが使われるようです。
ただ、そのままだとマイナーが操作できてしまうので、特殊な方法で2048回変換した後の値を使うことで、マイナーが都合のいい値に操作することを防いでいます。
(この値を操作するためにはマイニングの効率が非常に落ちてしまうので、マイニングできる確率が非常に下がってしまう)

まあ、全部書いてあることの受け売りです。笑

では、計算してみます!

ほんとは自分で取ってくるべきですが、裏でちゃんと確認したので今回はすなぎもさんのtweetのネタを使わせていただきます。(助かります。)
スナップショットはアクセスした日の最新が出てきますので、検証される方はお間違いなく。

発行トランザクション入りのブロックのハッシュ値は「850a435cabcb3d31f90127e3ef0932a3fbb6fffda9a78f3e9f1470494a490dbf」であることが分かりました。

これをプログラムをざっくり書いて「PBKDF2-SHA512で2048回ストレッチ(ソルトなし, 32バイト出力)」します。
(世の中ではパスワードを安全に保管するために使われているやり方を過剰にやって意図的に計算コストを増しています。)

疑似乱数「ef9903a32b581084feac40d923601c42579d8e269cceee3c6694ca0fcac3882e」が得られました。

これを使って、派遣先のアドレスを確かめてみます。

1.2から以下のような表を作りました。4.のために当選番号も書いてみました。

3をするためにHEX後半12桁を16進数から10進数に変換します。
16進数「ca0fcac3882e」は10進数で「222169175132206」となることが分かります。

これを元に以下のような計算をすると、余りAは798となるので、当選番号は799番です!
つまり、「MC4tQFuhqqMzNTtLfnxVZXTyp5Lb8isVfH」に派遣されることが分かります!

実際にダイズちゃんの情報を見ると「MC4tQFuhqqMzNTtLfnxVZXTyp5Lb8isVfH」に派遣されていますね!

 

そしてなんとこのアドレスは自分のアドレスでした!!!やったー!

皆さんも計算してちゃんと配布されるようにプレッシャーかけていきましょう!

 

最後に

これが私のモナキャラットだぞ!!!

 

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