店頭で見かけてRTX3080を衝動買いしてしまいました。
お値段12万円ちょっと。
そして電源も買いました。
1.5万円。
せっかくなので記事にします。
開封
今回購入したのはGeForce RTX™ 3080 GAMING OC 10Gです。
RTX3080は今非常に品薄で、偶然店頭で見かけたので衝動買いしてしまいました。このレベルなら高画質のゲームも、Tensorflowなんかに供してあげてもいい性能を発揮してくれそうです。
サブモニターでBDを再生しながら他の作業をしても画面が重くなったりしないのもいいですね。
開封前。なんだかASUSロゴを感じるパッケージ。
ファン面(裏)はこんな感じ。特徴の三連ファンが並んでいます。
真ん中のファンだけ逆回転するので、羽根の方向も逆向きになっていますね。
ファンの真ん中の「GIGABYTE」は正直ダサいですが(笑)、裏面なので分かりやすくて好きです。
表面はこんな感じ。
GIGABYTEは無駄にゴテゴテしていないので、スマートなPCに合いそうな気がします。
黒系で組んでも白系で組んでも大きく浮かない色です。
また、PCI Express 3.0 x16コネクタにカバーがしてあるのも好印象。
スリット多めなので掃除が少し面倒そうかなというのと、MADE IN CHINAが今のアメリカと中国情勢見ると少し不安になります(供給的な意味で)
そういや裏表見ましたが基盤の露出部分はほとんどないですね。無駄に触りたくないのでありがたいです。
側面。ヒートシンクと中央のヒートパイプが目立ちます。
(ほぼ)ハイエンドには珍しく、光るのは右下の「GIGABYTE」部分のみ。
概ね好きなように光らせられます。デフォルトでは変化しながら虹色に光るようになっています。
奥なのでちょっとボケてしまっていますが、補助電源は、8pin+8pinです。
消費電力は公式になく、電源ユニットの要求値として750Wとなっています。
OCモデルということもあり、400Wくらいを想定しておけばまあ十分でしょう。知らんけど。
そして変換ケーブルは付属していませんでした。
そして重い。Amazonの情報が正しければ1.88 kgもあるそうで。
支えてあげたり、剛性の高いPCI Express 3.0 x16コネクタを使ったりとフォローしてあげたいですね。
逆側。基本的には見えない部分なので意匠は殆どないです。
コネクタ側。2レーン分使用して、DP×3、HDMI×2を搭載。今ならこのどちらかが2つずつあれば十分でしょう。
ファンの厚みがあるので搭載には3レーン分のスペースが必要です。
そしてキャップがありがたい。
箱の中には保証延長の書類も入っていました。4年も保証してくれますが、マイニングしたものが対象になるかは不明です。
ゲーム等でまともに使う場合には安心ですね!
そして、消費電力400Wを想定して、電源も追加購入しました。
Corsair RM850 850W用の電源です。安定のCorsairで80PLUS GOLDなので多少多めに使っても効率が落ちにくいのも魅力。
お値段多少しますが、10万越えのGPUに給電するので少し余裕を持ったモデルにしました。
こちらも開封していきます。箱が大きい。
中身も大きい。この持ち方だと手がつらいです。
見た目はシンプルですが、今のケースは大抵外から電源見えないようになってるので何でもいいです。
もちろんフルモジュラー式。配線が断然すっきりします。
マイニングの実力チェック
まずはテストの前にnicehash calculatorでの性能値をチェック。
nicehash calculatorによれば、1日辺り約680円相当のBTCをマイニングしてくれるそうです。
(ビットコイン高すぎん……?あと円高すぎん……?って12月にも書いたけど更にやん)
実際に動かしてみると、かなり変動する値ですが0.14487mBTCと出ました。
0.14487/1000×34909.72 = 5.06 USD/dayなので、nicehash calculatorの値よりちょっと低めです。
OCモデルなのを考えるとさらに少なく感じます。Tempが58℃までしか上がっていないので性能を発揮しきれていないのかな……?
設定やタイミングに左右される値なのでご参考までに。
次に、このグラボでマイニングした時に利益が出るのか確認してみましょう。利益は単純に、「1日に掘れる暗号通貨」−「1日にかかる電気代」で計算してみます。
皆さん住んでいるところが異なりますので、ここでは日本代表として日本一かわいい脇山珠美ちゃんの出身、佐賀県の電気代をベースにします。
九州電力の電気料金を確認してみます。使うほど増えていきますが、301kWh~の24.96円/kWhを使います。
もう1つ、昼は少し高いけど夜安くなるプランがありました。夏or冬に一日中付けっぱなしだとする平均20.25円/kWhとなり、マイニングならこちらを使うことにしましょう。
1日辺りの電気代は、(グラボの消費電力 W) ÷ 1000 × (電気料金 kW/h)× 24時間で出せるので、グラボの消費電力を400Wとすると1日の電気料金は、
400 ÷ 1000 × 20.25 × 24 = 194.4円となります。
つまり1日の利益は、500-195 = 約300円と分かります。
購入価格が14万円なので、500日くらいで元が取れそうです。やったね!
ほんまか?
と楽観的に言いたいところですが、実際にはそんなに上手くはいきません。
思いつくだけでも、
・BTCが暴落する
・グラボが壊れる
・暑くてやってられない
等々の問題が発生します。
そして確実に起こりえる問題は、原資を回収するまでに次のグラボが出ることです。
新しい製品が投入されることにより既存のグラボの競争力は落ち、収益は下がります。
BTCが乱高下している今そこを算出するのはあまり意味がない気がするのでそこまでしませんが、利益を出そうと考えるなら盛り込んでくださいね。
以下の記事では考えているので、ご参考までに。
モナコインのマイニング
忘れてはいけないモナコインのマイニング。こちらも計算してみましょう。
Lyra2REv3のベンチマーク結果がありました。
モナコインはLyra2REv2ですが、前に1050Tiでやったとき10MH/sとかそれくらいだったので、性能比的に桁は合ってるでしょう。
このときに得られるモナコインを、vippoolさんのデータから推測します。(2020年12月のデータです)
1位の方は、2359941364KH/s = 2359941.364MH/sで1日151MONAを掘り出しています。
ということは、91MH/sあれば、一日に151/2359941*91モナコイン手に入る訳ですね。
えーとつまり、0.00582MONA/Day
日本円に直すと、1.1円
解散。
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