仮想通貨を買うのに販売所や海外の取引所を使うのはやめるんだ!!!
内容の9割は終わりました。以降は補足説明と出来るだけ客観的に日本の取引所を紹介します。
目次
結論
1. Bitcoinだけ売り買いしたい人
→BitFlyer,coincheck,bitbank,zaif,Liquid by QUOINEを使いましょう。左から順にお勧めだけど、UIの使いやすさで決めていいです。Liquid使ったことないから一番右にしましたが、zaifの前に入れてもよさそう。
販売所が併設されているものもあるけど、取引所を使ってください。
Bitflyerはこちらのリンクからアプリ落として登録すると1000円分のビットコイン貰えます。投資するなら誤差だけど、触ってみる分にはありかも。これ貰うためにBitflyerに決めるのはお勧めしません。
2. Bitcoinと有名なものくらいは触ってみたい人
1.1 Bitcoin + Ethereum → BitFlyer
1.2 Bitcoin + Ethereum + Ripple + Litecoin + Monacoin → bitbank
1.3 Bitcoin + Ethereum + Ripple → Liquid by QUOINE
1.4 Bitcoin + Ethereum + nem + Monacoin → zaif
1.5 Bitcoin + Monacoin → coincheck
色々触ってみたかったらbitbank。nem触るならzaif併用って感じで。
Ethereumは上記のどこでも買えます。
また、書いてない通貨は色んな理由で外してます。「上場されている = 使われている」では無いです。
販売所と併設されているものもありますが、取引所を使ってください。
取引所でしか売ってないものがあるけど、敢えて手を出す必要もないはず。
3. レバレッジ取引がしたい人
リスクが高いので慣れてからにしましょう。いくつかの取引所で出来ますが、手数料の扱いが変わったり維持手数料が取られるうえ、注文数量が増えると取引の難易度が上がります。
また、強制ロスカットにより「待つ」という権利を失うため、正常な判断力が奪われやすい。
2倍のレバレッジをかけると利益も損失も2倍になると言われますが、実際リスクとリターンは7:3くらいになると思った方がいいです。
自分で調べてみて手数料とかよく分からないなと思ったらやめておきましょう……。口座を空っぽにして消えていった人は圧倒的にレバレッジ取引が多かった……。
4. 海外取引所を使いたい人
初めての取引所を海外の取引所にするのはやめましょう。
正式に日本向けに対応している取引所はありません。金融庁が出したリストに載っていないのはそういうことです。
何かトラブルがあった場合に、英語でのやり取りが必要になりますし、利用規約でそもそも補償の範囲外として切り捨てられるリスクがあります。
紹介した際の報酬が大きいのと、かなりのリスクを負った取引ができるため勧めている人も多いですが、初心者にはリスクとリターンが釣り合わないと思います。
名前も出しませんし、リンクも貼らないのが私の誠意です。
取引所と販売所の違いとは?
販売所は使わないようにと言いましたが、勿論理由があります。
簡単に言うと、手数料がめっっっちゃ高いです。
取引所 : 売りたい人と買いたい人が値段を書いて出して、条件が合えば取引が成立する。
両方から手数料が0.1~0.3%くらい引かれます。
販売所 : 他の取引所の値段を基準に、上下に値幅を取って販売買取の値段が決められます。
手数料はかかりませんが、販売と買取の差が大きいです。
もうちょっと詳しく書いていきます。
取引所
これが取引所の画面の例です。(coincheck)
赤色で「売」と書かれているのが売り板で、4132295円で0.1BTC売られているのが一番安い購入価格です。
緑色で「買」と書かれているのが買い板で、4130460円で0.1047BTC出されているのが一番高い売却価格です。
注意点として、価格と数量はセットで出ているため、ここで0.2BTC買いたい場合には
4132295円で0.1BTC + 4132499円で0.005BTC + 4132545円で0.095BTC購入することになるため、平均の購入価格は4132418.85円と売り板の最低値より高くなります。
また、0.1%くらいの手数料が追加でかかるので細かく売買する場合には注意してください。
大きな額の取引をするほどトレードに少し気を使う必要があります。
例えば、4130000円のところみたいに買いたいところに先に大きく注文を出して置いておいたり。
ちなみに、板に注文を出す人をメイカー、板の注文を使って決済する人をテイカーと呼びます。
販売所
これが販売所の画面の例です。(coincheck)
取引所の画像と合わせて1分以内くらいに取得した画像です。
取引所で大体413万円くらいのとき、販売所では426万円で購入でき、400万円ちょっとで売却できます。
買って売るだけで大損です。笑 (5%くらい。)
販売所には販売所のメリットも実はちょっとあるにはありますので、1億円くらい取引予定がある人はコメントください。それ以外の方には無いので書きません。
各取引所の比較
BitFlyer = 取引所の手数料は0.15%以下(基本は0.15%。FXは除く)。他と比べると少し高め。
取引高No.1なので取引を成立させやすいです。(Bitcoin相場.comで2021/2/7確認)
スマホアプリ有。
アルトコインについては販売所がメイン。初心者が多いのでそれでも売れてる。
Tポイントをビットコインに交換したり、経由して買い物することでビットコインで還元されたりと、初心者と小額から触ってみたい人向けではあると思います。
小額で触ってる人はビットコイン出金手数料「0.0004 BTC = 1600円くらい」に注意。日本円にして引き出せばそんなでもないですし、他の取引所でも同じくらいかかります。
bitbank = 手数料はメイカー -0.02%、テイカー 0.12%です。メイカーで取引するなら最安。(ビットコインのみ2021/3までキャンペーンでメイカー無料、テイカー0.05%)
取引高はLiquidとほぼ同率の3位。2位からは少し離れていますがそこまで問題はありません。
スマホアプリ有。
アルトコインも取引所なのでアルトコイン含めて取引したい人向きです。
個人的には解説記事が一番お勧めできる取引所がここ。結構客観的に書いてあると思う。→ビットコインとは 解説・特徴・詳細(ちなみにCoincheckの似たポジションの記事→ビットコインとは?ゼロから分かる仕組みや今後の展望、始め方や買い方までを簡単解説!)
Coinchek = 手数料無料なのが大きなメリットです。
取引高もNo.2なので取引を成立させやすい。
スマホアプリ有。
アルトコインについては販売所がメイン。Monacoinくらいは買えます。
zaif = 取引所の手数料はメイカー 0%、テイカー 0.1%(FXは除く。またBCHのみテイカー 0.3%)。
取引高は少な目。大口の取引にはあまり向かないかもしれないです。
スマホアプリ有。
NEMをまともに取引できるのがここだけなので、NEMを買うならここです。
COMSA Tokenとかよく分からないものも売ってますが、買わなくていいです。
Liquid by QUOINE = 取引手数料は他と比べてちょっとややこしいですが、BTCを円で買う分には無料です。
正確には、BTC/JPYおよびQASH通貨ペア(QASH/JPY, QASH/BTCなど) は取引手数料無料で、それ以外はQASH以外での支払いで0.1%、QASHでの支払いで0.05%です。
QASHという通貨を使って手数料が安くなるのですが、ややこしくなるのでBTCを手数料無料で円取引するのが良さげです。
取引高はbitbankとほぼ同率の3位。
スマホアプリ有。
使ったことないので細かな使用感は分かりません。今度登録してみて追記します。
美味しい話に注意
余談ですが、「取引所を通さずに安く仮想通貨を売ります」とか「上場予定の仮想通貨を安く売ります」とか「絶対儲かります!」みたいな話をたまに聞きます。
残念ながら詐欺です。
私のアカウントにも「紹介してくれたらその人が入金した50%の額を報酬で払うので紹介してください!」みたいなDMがたまに来ます。
その時点で50%抜かれてるのに儲かるはずがないです。気を付けてください。
まとめ
上記の話がこれから仮想通貨を始める皆さんの役に立てば幸いです。
楽しいことも色々出来るのでだんだん分かってきたら手を広げるのがいいと思うのですが、初手から詰んでる方を見かけるのでこんな記事を書いてみました。
皆さんの楽しい仮想通貨ライフを祈ります!
他に書いてほしいことや指摘やその他何かあればコメント欄にください。
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