「武蔵コイン(MUSASHIトークン)は詐欺の可能性があるのか徹底検証」を徹底検証

たまにはネタ記事。

面白そうな記事(武蔵コイン(MUSASHIトークン)は詐欺の可能性があるのか徹底検証)が流れてきたので、こういう記事読むときにどんなこと考えて読んでるか記事にしてみます。
特に最近は日本人を対象にした詐欺も多いので、詐欺かどうか検証してくれるのは助かります!

詐欺かどうかは自分で判断するのがいいと思います。

先に結論を書くと、「詐欺の可能性があるのか徹底検証」されていません。(知ってた)

①導入

コインの紹介です。名前とDefi関連のトークンということ以外は「武将系」「投資家魂に火をつける」「完全なる情報は公開されていない」「海外の大手メディアで大々的に報道すると思う(願望)」という特に内容の無いふわっと良さそうなことが書いてあります。これを読み進める人はふわっと儲けたい人ですよね。一番騙しやすい。

「武蔵コイン」なのか「MUSASHIトークン」なのか「武蔵トークン」なのか既に分からなくなってきています。なお、このような表記揺れは機械翻訳通すと起こりがちです。

皆さん、武蔵トークン(コイン)をご存知でしょうか。知らない方が多いと思いますが、今一部の人の間でとても流行っています。簡単に説明すると、DeFiトークンとしてリリースされる武将系の仮想通貨なのです。今月中旬にリリースされ、この仮想通貨は投資家たちにとっても投資家魂に火をつけると言っても過言ではないでしょう。これはまだ完全なる情報は公開されていませんが、6月中に海外などの大手メディアで大々的に報道されると思われます。それでは、武蔵トークンについて詳しく解説していきます。ぜひ最後までご覧下さい。

②稼げる仕組み

結論から入るのは素晴らしいです。「詐欺の可能性があるのか徹底検証」のタイトルに対し結論が「稼げる」ということは詐欺ではないのでしょうか?結論という言葉が正しく使われていないような……?
取り敢えず、ここからは武蔵トークンはなぜ稼げるのかという話に入っていきます。

結論から言いますと、武蔵トークン(仮想通貨)は稼げます。では一体なんで?どうやって?本当に稼げるの?と思う方がいると思います。たしかに、稼げると聞くと絶対何かあると思ってしまいますよね。でも武蔵トークンは、きちんとした稼げる理由があるのです。それが、この武蔵トークンの特徴なんです。武蔵トークンの特徴はいくつかあります。1.ジャックポットプール2.デフレスワップ3.NFT市場この3つの仕組みによって武蔵トークンの稼げる仕組みとなっているのです。それぞれどういうものなのか以下で一つずつ解説していきます。

②-1 ジャックポットプール

一つ目。ジャックポットプールは利益全体の35%を抽選で選ばれた5人に配布し、抽選に外れた人にも利益全体の30%が配られるそうです。利益全体の65%が配られるのでしょうか?(わかりません)(ちゃんと公式見ればわかります)

これは、「全ての利益の35%を、参加者全員の中から抽選をし、抽選に当たった5名に配布する」というものになります。(略)また、ジャックポットプールの魅力の1つに、抽選に外れた人にも「利益全体の30%」が配られるのです。抽選に外れた人にも利益があるというのは、とてもありがたいですし、稼げるのは間違いないですよね。

しかも、年24回抽選があるので、120名に当たります。当たる確率は武蔵トークンの保有数によるようです。
当選確率0.5%が年単位だとすると、抽選対象は24000口を想定しているようです。手持ちのトークン数によって複数口抽選されるにしては少ない気がします。

宝くじの当選確率を0.0000001%と言っていますが、1等2億円の当選確率は1,000万分の1なので、当選確率は0.00001%です。ちょっと盛ってます。(そもそも、宝くじの当選確率自体は、10%以上あります。300円ですが。)

当選額も分からない状態で当選確率を比べるのはナンセンスに思いますが、その数値も間違っているので注意が必要そうです。

これだけ聞くと、参加者沢山いるだろうから、5名の中に入るのは厳しいんじゃないかと思う方がいると思います。しかし、なんといってもこの仕組みの魅力の一つである、抽選頻度が高いのです。なんと、2週間に1回この抽選が行われるのです。つまり、月に2回、年に24回もチャンスがあるということになります。これを聞いたら当たる確率はかなり高いと思いませんか。しかも、この参加、無料でできちゃうんです。「武蔵トークンを保有する人全員」が参加することができるのです。なので、武蔵トークンを少なからず持っている方は、このお金持ちになれるチャンスがあるのです。これは、宝くじが当たる確率よりも非常に当たる確率が高いのです。宝くじの当選確率は、0.0000001%であり、ジャックポットプールの当選確率は、0.5%になります。数字を見ると一瞬で分かりますね。宝くじが当選するよりも、断然に武蔵トークンを保有して当選するほうが利益を得られる確率が高いと思いませんか。更に、武蔵トークンを沢山持っている方は、トークンを持てば持つほど、ジャックポットプールの抽選に当たる確率がぐんと上がります。

②-2 デフレスワップ

二つ目。「デフレスワップ」という言葉、知りませんでした。ので、調べてみました。武蔵トークンばかりが検索に出てきます。
そんなにメジャーな単語ではなさそうです。ご存じでしょうか?って言われるとみんなが知ってる凄いシステムに感じちゃいますよね。

ざっくり言うと売るたびに2%を他の保有者へ分配、2%をburnする仕組みとのことです。PoSに近いですね。特にコメントはありません。

この「デフレスワップ」はご存知でしょうか。これは、暴落を防ぐための仕組みとなっています。武蔵トークン(コイン)を売ると、手数料が発生するため、売る側はお金がかかります。そのお金は、売る金額の4%が手数料としてかかります。しかし、このうちの2%は保有者へ配られ、残りの2%はBANされるのです。通貨には発行する量が決まっており、その量に応じて欲しい人が少なければ価値が上がります。つまり、売却されるほど価値が上がり、暴落がおさえられる。これが「デフレスワップ」の仕組みになります。

②-3 NFT

三つ目。特に詳しいことは決まっていませんが、NFTに参入予定なので儲かるそうです。
NFTが数億円で売れたこととその後の説明が全く繋がっていないように見えますが、気のせいです。書いたもん勝ち。

今年、NFTを使ったデジタルアートが数億円の値がつきましたが、武蔵トークンもNFTを使った事業展開をホワイトペーパーにて告知しています。そのため、このまま武蔵トークンの価格が上昇し、上手くいけば月に行ける可能性もあるのです。

③ホワイトペーパーについて

パルスのファルシのルシがコクーンでパージ

英語のホワイトペーパーを訳してくれたもののようですが、主語の抜けやレベルが揃っていないなど、少し不明な点がありました。
英語公式サイトに日本語版のホワイトペーパーもあるのでこちらを読むとよいでしょう。(機械翻訳のようですが)

読んでみて触れたいところもありましたが、脱線してしまうので取り敢えずスルーします。

1.宮本武蔵の、武士としての生き方をヒントにして作られたもの2.武蔵ファイナンスは、ファーミング・アグリゲーター・プラットフォームの一つになることを計画しており、デジタル化することを目標としている3.内在価値、セキュリティ、プライバシーといった特徴を持っており、グループファーミングの活動の参加者数を増やす方向でいる4.武蔵トークンは、武蔵ガバナンスとファーミング報酬トークンとしての役割を担う5.ジャックポットプールという仕組みを設けており、敗者はおらず、参加者全員に最大のチャンスがある6.ユーザーの参加と武蔵トークンを使用したインセンティブ付きのリクイディティプロバイダーに基づき、リクイディティマイニングまたはイールドファーミングの報酬を提供している7.ユーザーが武蔵エコシステムに参加できるよう最大限のインセンティブ化を行い、追加報酬受け取れるようなモデルを採用する方向でいる8.ムソウスワップは、非オーダーブック非カストディアルな取引所で、分散型ネットワークにさらなる価値を付ける9.NFTマーケットプレイスの仕組みにより、ユーザーがトークン拠出のために資産を貸し出すことが可能10.デフレスワップ、ジャックポットプール、ステーキング・ファーム、その他の武蔵ファーム、リクイディティスワップ、リスティング手数料、NFTの作成とリスティング、NFT交換手数料といった利益を得ることができるモデル11.武蔵トークンの割り当て

④ホームページについて

公式ページのリンクが無かったことに気付きました。探してきました。ここです。

確かにかっこいいです。かっこいいですが、

片方が宮本武蔵だとしたらもう一人は誰やねん

これに海外の人が釣られて買うかなと思わなくはないのですが、犬が書いてあるだけで何でも売れたりもしたのでこれはこれでありなのかもしれません。

ちなみにちょっと気になった点として、ホームページの対応言語が英語、日本語、韓国語、中国語です。

単純に人口が多くない国向けに売るのはコスパが良くないので、日本語や韓国語対応の意図が気になります。
英語の情報にアクセスできないのでそれっぽいこと書いてあると検証できない人たち向けに売りたいとか

武蔵トークンの公式ホームページをご覧になられましたでしょうか。「宮本武蔵の伝説」と書かれており、海外ウケを狙っているものと思われます。海外の方は、武士や侍が好きな方が多いのです。そのため、ホームページも海外の人たちに合わせて作られているのではないかと考えられ、海外の人たちの目に止まるホームページですね。

⑤プレセールについて

基本的にこういう風に全力で買うことをお勧めする場合には、売った人にキャッシュバックがあることが多いです。
ただ、なんとこの記事には公式への招待リンクがありません。忘れたのか、本当にめっちゃ親切なのか……。
当然ながら、全力で購入することで、その分のリスクも有することになります。

悩むことなく全力で、そして買える分だけ買っておくことを強くオススメします。全力で購入することで、その分の利益が返ってきます。

買えば1.5倍で売れると書いてありますが、1.5倍で誰が買ってくれるのかはよく分かりません。

プレセールにて、総発行量100億枚のうち、10億枚が販売される予定となっています。そして、プレセールにて購入する金額と比べて、販売利益が1.5倍になるのです。

⑥購入方法

丁寧に説明してくださっています。特に触れるところはありません。

⑦まとめ

そういえば①で言っていた「武蔵トークンについて詳しく解説」、儲かるって話とふわっとしたホワイトペーパーの抜粋しか聞いてないな……。

武蔵トークンが稼げる仕組みをわかりやすく説明してきました。そのため、この武蔵トークンの魅力を体感してみて下さい。

タイトルの『詐欺の可能性があるのか徹底検証』はどこへ……?

投資は自己責任だけど、せめて投資しような!お兄さんとの約束だ!

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