ドット絵の宇宙人の画像が数億円で落札される(CryptoPunks)など、NFT(Non-Fungible Token)に注目が集まっています。
その中で、NFTの特性と日本らしさを兼ね備えたNFTプロジェクト、"モナキャラット"が始まったので紹介します。
目次
モナキャラットとは
モナキャラットはブロックチェーン上で1日1枚ずつ発行されるキャラクターのNFTです。
キャラクターは生成されたブロックのハッシュ値を用いたアルゴリズムで生成され、理論上全員が異なる見た目を持ちます。
例として、No.15までのNFTを並べると以下のようになります。最新のNFT一覧はこちらから確認できます。
名前のみ別のアルゴリズムで命名され、生成された時期の季語からランダムに選択されます。
モナキャラットの特徴
①アルゴリズムによる自動生成
上でも触れた通り、キャラクターは生成されたブロックのハッシュ値を用いたアルゴリズムで見た目が決まります。
これは有名なCryptoPunksに類似した方法で、意図しないキャラクターが生まれる面白さがあり、またそれぞれが別の見た目を持つ唯一性があります。
ブロックのハッシュ値を用いて見た目が決まるのはNFTならではと言えるでしょう。
なお、各パーツについてはレアリティの差は無く、完全にランダムで振り分けられています。
各NFTはこのように生成されたブロックと、そのハッシュ値が確認できるようになっています。
一番下は配布先のアドレスです。
②アニメーションに登場するようなキャラクター
それぞれのキャラは、アニメや漫画から飛び出してきたかのような見た目をしています。
各パーツはクリエイターあるひさんが作成したものです。(女性です、キャラの見た目的に念のため。)
CryptoPunksを意識したドット絵や、逆にCGで制作された3DのNFTが海外で多い中で、日本らしさのあるプロジェクトだと思います。
③国産仮想通貨「モナコイン(MonaCoin)」のブロックチェーンを使用
モナキャラットは国産の仮想通貨である「モナコイン(MonaCoin)」のブロックチェーンを使用しています。
ビットコインにはカウンターパーティというトークン発行の拡張機能があり、これを流用したモナパーティという機能で発行されます。
日本人が作成して日本人コミュニティで開発が進められているモナコインを使用しているため、ほぼ全てのコンテンツが日本語対応となっていることもメリットの一つ。
Twitterを用いた送付や配布が出来る体制も整っており、気軽にNFTのやり取りが可能です。
また、モナコインの入手には法律的にグレーな海外の取引所へのアクセスが必要ありません。
モナキャラットの入手方法
2種類あります。
①MONACHARATトークンを入手し、抽選に参加する
モナキャラットは毎日1匹のキャラクターNFTが、MONACHARATトークンを持っているアドレスのどれかに派遣(送付)されるシステムです。
各アドレスに送付される確率は、MONACHARATトークンの保有数に比例します。
この抽選に参加するにはDispenserで常に1 MONACHARAT / 1 MONAで販売されているMONACHARATトークンの購入が必要です。
トークンを買った場合にNFTが送られてくる確率や他の人が持っているトークンの枚数は「MONACHARATトークンシェア」で確認できます。
②売りに出されているモナキャラットを購入する
Dispenserに直接モナキャラットが売りに出されることがあります。
No.11が3000MONA(≒時価50万円くらい)で売れたなど、初期NoのNFTは少し高騰していますが、少し待てば落ち着くかもしれないです。
(逆に値上がりしてしまう可能性もありますが……)
まとめ
毎日かわいい(かっこいい)キャラクターNFTが自動生成されるコンテンツです。
海外のようにレアリティを付けて高騰、転売を狙うコンテンツとは少し異なりますが、日本らしさもあり、一枚持っていてもいいNFTだと思います。
モナコインちょっとだけ分かるので質問等あればコメントいただければ可能な範囲でお答えします。
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