グラボの新製品が出て旧型の価格が落ちてきていたので、力不足を感じていたグラボを買い換えることにしました。
一時期はマイニング需要でかなり値上がりしていたグラボですが、(最新製品を除き)適正価格になっているようです。
と言うことは、今GPUマイニングが儲かるなら仮想通貨ザクザクでザクになれるのでは!?と思い新しいグラボを使って検証してみます。
RTX3080でもやってみました↓
開封
今回購入したのはZOTAC GAMING GeForce RTX 2060 SUPER AMPです。お値段は3.3 万円ほど。
開封前。
蓋を開けたところ。変換ケーブルも何本か入っていますが、マイニングするなら電源からちゃんと繋ぎたいですね。
表面はこんな感じ。普段はこの面が見えます。掃除はそれなりにしやすそう。
ちなみにマイニングで気になる電源は、6pin+8pinの消費電力175Wです。余裕を持って供給できるので、オーバークロックも視野に入ります(※自己責任)
実力チェック
実際に動かしてみると、かなり変動する値ですが0.07215mBTCと出ました。
0.07215/1000×23074.14 = 1.67 USD/dayなので、nicehash calculatorの値も悪くなさそうです。
次に、このグラボでマイニングした時に利益が出るのか確認してみましょう。利益は単純に、「1日に掘れる暗号通貨」−「1日にかかる電気代」で計算してみます。
1日辺りの電気代は、(グラボの消費電力 W) ÷ 1000 × (電気料金 kW/h)× 24時間で出せるので、消費電力175Wのこのグラボだと1日の電気料金は、
175 ÷ 1000 × 20.25 × 24 = 85.05円となります。
つまり1日の利益は、195-85 = 110円と分かります。
購入価格が3.3万円なので、300日くらいで元が取れそうです。やったね!
ほんまか?
と楽観的に言いたいところですが、実際にはそんなに上手くはいきません。
思いつくだけでも、
・BTCが暴落する
・グラボが壊れる
・暑くてやってられない
等々の問題が発生します。
そして確実に起こりえる問題は、原資を回収するまでに次のグラボが出ることです。
新しい製品が投入されることにより既存のグラボの競争力は落ち、収益は下がります。
例えば、2060SUPERの前号機と呼べるであろう、1660SUPERの今の収益がこちらです。
消費電力が125Wなので電気代は約60円となり、利益は約75円となります。(1年前は知りませんが)
以下のような感じで線形に利益が落ちていくとして計算してみると、355日ほどで3.3万円回収できる計算になりました。
あれ、いけるやん!
なんと、2020年12月現在でも、グラボ台くらいは回収できる可能性があります!
もちろんグラボの購入費や、電気代によっても違いますが、趣味としてマイニングしてみるのも面白いかもしれませんね。
モナコインのマイニング
忘れてはいけないモナコインのマイニング。こちらも計算してみましょう。
Lyra2REv3のベンチマーク結果がありました。
モナコインはLyra2REv2ですが、前に1050Tiでやったとき10MH/sとかそれくらいだったので、性能比的に桁は合ってるでしょう。
このときに得られるモナコインを、vippoolさんのデータから推測します。
1位の方は、2359941364KH/s = 2359941.364MH/sで1日151MONAを掘り出しています。
ということは、37MH/sあれば、一日に151/2359941×37モナコイン手に入る訳ですね。
えーとつまり、0.00237MONA/Day
日本円に直すと、0.3円
解散。
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