【セトリネタバレ有り】大阪城ホール(3/1)「BUMP OF CHICKEN TOUR 2023 be there」感想レポ

最高の公演だったので、覚えているうちにレポします。本当に良いライブでした。

全部集めたくなるかわいさ

「BUMP OF CHICKEN TOUR 2023 be there」は、ご時世も大分良くなり、久々の声出し可能(コール&レスポンス等もOK)のライブでした。BUMPのライブには欠かせないものとなってきたフォトスポットやツアートラックの展示もあり、遂にコロナ前のあのライブが戻ってきたと感じます。

一方で、物販は事前予約をしておけば整理番号が割り当てられるため長く並ぶ必要が無くなったり、フォトスポットも現地についてスマホで整理券予約をすれば並ばなくても待てるようになったりと、快適なライブ体験は進歩しています。ありがとうございます。

いつものツアートラック

さて、本編です。セトリがこちら。

「BUMP OF CHICKEN TOUR 2023 be there」大阪城ホール(3/1)セトリ

1.アカシア
2. グングニル
3. 天体観測
4. なないろ
5. 才悩人応援歌
6. クロノスタシス
7. Flare
8. 66号戦
9. ベル
10. 新世界
11. SOUVENIR
12.Gravity
13. スノースマイル
14. サザンクロス
15. GO
16. ray
17. fire sign
アンコール
16. ファイター
17. 虹を待つ人
ダブルアンコール
18. 花の名

昔の曲から最新曲まで入ったセトリで個人的には最高でした。グングニルや才悩人応援歌は懐かしいながらもアレンジが効いていて新曲として出せるくらいの勢いでしたし、 SOUVENIRは生で聴くとこんなに楽しいのかという驚きがありました。

1曲目はアカシアで、しかも真ん中の出島からのスタート。声出しが解禁になったこともあり、「Oh,yeah!」「yeah!」のコールアンドレスポンスの曲からライブが始まりました。自分を含め声出しのライブが久々で探り探りのところがありつつ、参加者も段々感覚を取り戻していく雰囲気を感じました。

そしてグングニル。初期の曲で、イントロを聴いたときの反応は明らかにアカシアより人による差があります笑
元々の粗削りな勢いに加えて、円熟味を感じさせるような演奏のアレンジも入ってとても良かったです。音源にしてほしい。

そして、天体観測。お決まりのライブアレンジで、「イマと言うほうき星君と二人追いかけている!」「Oh yeah ah huh!」のコールアンドレスポンスから始まります。最近再録版がリリースされましたが、改めていい曲なんですよね。「今も一人追いかけている」を客席に歌わせるのも戻ってきて、この辺りで本当にライブが戻ってきたのを感じました。

そしてMC。皆の声が聞けて嬉しい、という話だったはず。客席からの「秀ちゃーん!」「藤くんー!」みたいな声もいつもに比べてとても多い。笑
(この後含め、MCのタイミングとかステージ移動のタイミングはかなりうろ覚えです……)

メインステージに戻ってなないろ。今回のステージ照明めっちゃ良かったです。両サイドにモニターがあり、後ろにはモニタ無しで色んなライトが置いてあったのですが、これが織り成す演出はどの曲でも素晴らしくてスタンド後方の景色を見たくなりました。

そして才悩人応援歌。これヤバいです。本当にヤバい。「隣人は立派~」からだみ声のような濁したような声で歌っていて、これが本当に良い。この曲を知らなさそうな人がまあまあいましたが、こっちから入ったらもう原曲で満足できないかもしれないです。罪な男藤原基央です……。最後の「ラララ ラララ」を客席に振るパートもあり、知らない人の分も全力で歌いました。

クロノスタシスFlareから 66号線 。聴き入っていました。(このライブがずっと続いてくれたら良いのにな……)って思うのってこういうときだったりしますよね。

そして出島に戻ってきてベル。これも初期曲かつ、尖った曲なのでセトリに入ったことに驚き。一度は刺さったことのあるような曲で、個人的には好きなので嬉しかったです。最近の歌い方で歌うとまた雰囲気変わりますね。

ここでMC。藤くんからヒロに「昨日何食べたの?」のいう質問。それに対してヒロが「えっと……」と言い淀んだところに客席から「頑張れー!」の合唱が。笑
ヒロが話し出しても「色んな味に出会ったんですよ」「鳥なんですけど」「色んな部位があって、心臓とか……」「焼いてくれて」「鍋も食べたんですよ」みたいに話がちょっとグダり、藤くんから遂に「鳥のすき焼きだよね?笑 昨日あんなに「鳥のすき焼きってあるんだ!」って言ってたじゃん。鍋って言ったら皆普通の鶏肉の鍋を想像しちゃうからさ笑」と突っ込みが入っていました。かわいい。チャマからは「大阪と言えば?」の質問があった後に、ヒロの話を要約してその後に「尺!!!」と叫ぶ一コマも。MC楽しそうに長く話していて微笑ましかったです。
そうだ、秀ちゃんは「楽しい!」と「ありがとー!」を封じられて何か叫んだけど忘れちゃった……。

出島で新世界。 これのクラップ、いつも忘れちゃいます。最後の客に歌わせる「ベイビーアイラブユーだぜ」で藤君が遊ぶ遊ぶ。良い声で言ってみたり、囁いてみたり、リズムや音程を変えてみたり、「次の曲の準備中だぜ」と言って客席に(これも歌うの?)と困惑させてみたり。めっちゃ楽しかったですね。良い声のとこ女性の方はどうしたんだろう。

メインステージに戻って、SOUVENIRGravity。 SOUVENIRってこんなに楽しい曲だったなんだなあと感じる最高のステージでした。 Gravityもいい曲ですね……。全部ですね。

出島に藤くんだけ出てきてスノースマイル。イントロの後くらいにギターをやめてアカペラで歌ってみたりとちょっとアレンジ入ってました。この曲はライトの演出がとても綺麗で、会場に雪が降っているかのような中で演奏するメンバーは幻想的に感じました。

この辺でMCが入って、「声出しが出来るようになったからといって、無理に声を出す必要もないし、横の人が手を挙げているからといって挙げる必要もない。腕組みしながら真顔で見てもいい。来てくれたことだけで嬉しい」との話がありました。優しい。

MC後はメインステージで、サザンクロスGO。サザンクロスも好きな曲なんですけど、生演奏だと演奏の迫力があって、曲の緩急が引き立ってました。サビの終わりのところの盛り上がりなんてもう最高でした。GOは聴くたびに大好きになる曲。「とても素晴らしい日になるよ 怖がりながらも選んだ未来 君の行きたい場所を目指す 太陽は今日のためにあった」素晴らしい歌詞に酔いしれました。「喜んでいいものなのかな 一生今日が続いて欲しい」の気持ちそのままです。

そしてray。楽しい。それに尽きます。いつもの〇×△のライトも映し出されていました。「生きるのは最高だ」!

本編最後はfire sign。元はヒロに向けた居場所はここにあるという曲ですが、コロナ禍でライブがままならなかった時期を過ぎて聴くと音楽がここで待ってくれていたようにも感じました。最後の「ラーラーララララララーラー ラーラーラララララー」は結構な回数を繰り返し、久々の声出しかつ水を飲んでない自分はもうギリギリでした。楽しい。

そしてアンコール。クラップとsupernovaが3:1くらいで起こるふわっとした雰囲気。これも段々解消されていくのでしょう。

アンコール1曲目はファイター。歌詞変えがあった気がするんですが忘れてしまいました。ずっとファンに感謝を伝えてくれる藤くんの歌う「君がいる それだけで」の歌詞は熱い。ファイターも多くセトリ入りしている印象があります。

アンコール2曲目に、虹を待つ人。メンバーも曲振りから声を聴かせてくれと煽ります。楽しかったです!

そして最後のMC。客席からは中々聞いたことのないくらい大きな拍手。藤くんから中々ライブをするにも難しい状況だったけど、皆の声を聴けて曲が活き活きしていたとの話がありました。そして、もし気になっているアーティストがいれば是非ライブに行ってほしい、力になるから、とも。
そこから話の終わりに近付き、「また会えるから。今新しい曲作ってるからさ…………いや作っては無かったや」で笑いを誘い、「でも出してない曲はあるから!」「(割れんばかりの拍手)」「演るのは出来ないよ!ここで演ったら俺の意志とか関係なくほんとに次会えなくなるからな!」という流れに。

そして、「じゃあ何か演ろうか」「何とかなるよな」とステージに置いてあったアコギを取り、花の名のイントロを弾き始めます。
そして客席からは手拍子が……とそれを聞いた藤くんが「手拍子は裏でちょうだい!」と手拍子を裏拍に誘導。メンバーも出てきて演奏に入り、追加の一曲が歌われました。感想には「皆の手拍子が嬉しいよ」と呟き、一体となった会場は最高でした。さっき出てきた最高より、もっと最高です。

最後のMC。「ずっと皆に勘違いされていることがあるんだけどさ」「手拍子は嬉しいんだ」「正直止めたことはある、7回くらいはある」「それで嫌いなんだって言われることがあるけどその時はうまく言えなくて」「手拍子は裏に欲しいんだ、もしく表と裏の両方に欲しいんだ」「ランプの、(軽く歌いながら)ち[👏]いさくふ[👏]るえるて[👏]にはまっ[👏]ち、って表に手拍子があるとやりにくいんだ」「これが裏だと気持ちいいんだ」「もしくは両方も良いんだ」「 (軽く歌いながら)ち[👏]いさくふ[👏]るえるて[👏]にはまっ[👏]ち 、これはやりにくいんだ」「今まで手拍子が嫌だと思ったことは一度もない」「メンバーとは上手く合わなかったら反省会で次はこうやろうって言う」「今日は皆ともそういう感じでやろうかと思って言ってみた」「それが昔は上手く言えなかったんだ」「手拍子とか、アカシアのyeah!とか聞こえるのはすごく嬉しい」と言った、手拍子についての話が聞けました。
藤くんが正直にこう話すのは珍しくて、何なら今まで言ったことが無かったはずなので、新鮮かつ、ちょっと面白かったです。客席からもかなり笑いが起きていました。

最後にいつもの「ゆったりと休んでお風呂に入ってちゃんと寝てね」「ありがとう」というファンへの優しい言葉を残して、終演しました。

公演も素晴らしかったし、手拍子の話はとても面白かったので記事に残してみました。色々と記憶違いはあると思うのでそこはすみませんと言うのと、当たり前ですけど表拍で叩いた人に対して文句を言うとか裏拍でクラップを強要するなんて意図では言われていないので、そこのところ宜しくお願いします。

最高の一夜でした!

終演後撮影可でした(規制退場で前が抜けてから撮ってます)

P.S.

ランプを例にした表拍、裏拍、両方の例はこんな感じです!
表拍 ち[👏]いさくふ[👏]るえるて[👏]にはまっ[👏]ち

裏拍 ちいさ[👏]くふるえ[👏]るてには[👏]まっち[1文字分休み][👏]

両方 ち[👏]いさ[👏]くふ[👏]るえ[👏]るて[👏]には[👏]まっ[👏]ち[1文字分休み][👏]

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